2012/06/28

百歳の島。

今朝ふとテレビを見ると 百歳を超えるお年寄りが多い長寿の島で、レポーターがそのお年寄りに話しかける という有りがちな企画でしたが、お年寄りは皆親切で 「家に寄って行きなさい」と案内しお茶を出していました。

その中で 一人暮らしのお年寄りが、昼ごはんを作って出してくれて、レポーターが思わず言った「おいしい」の一言に 涙を見せて「うれしい」と応えていました。

私自身 祖母を泣かせてしまったのは、一人暮らしを始める時に「寂しいけど仕方が無いやないか。」と泣いていた様な事を除くと、覚えているのは 一度だけです。
その愚かな話ですが、祖母は 親戚が集まった時などに ほんとに楽しそうに いっぱいの料理を出してくれる人でした。
ある年に 私が「茶碗蒸しが何で無いの?いつもはちゃんとしてくれたやないか。」という自分では普通の言葉に、「やってやりたくても 昔のようには出来んようになった。」と大泣きしてしまいました。
当時は子供でしたが、こんな悲しそうな祖母は初めてで もちろんあやまって、 これは大変な事を言ってしまったと 年々理解が深まるにつれ いまでも後悔をしています。

してあげたいたい気持ちは年々増していくのに 出来る事は老いによっても限られていきます、でも常に 私の為に し続けてくれました。
日常から 少しの事でも感謝する人になり、
人の為にしてあげて 喜んで貰えた時が こんなに嬉しい事なんだ。
と思える 一日一日を送っていれば、

前日行われた お客様に信頼して頂く為の講習も 「常識の話だからと、すぐ理解出来るか、了解済みの話になるのに」と思い、
テレビの一コマが つい気に止まってしまいました。
心の健康が長寿の秘訣か?

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